ハヌマン寺院から ジャマ―・マスジットに行きます
インド最大のイスラム教モスクで 1656年に
ムガル帝国代5代皇帝シャー・ジャハーンが完成させました
ここは初めて来た所なのに 以前何処かで見た事があると
思い調べてみたら やはり正解です
アグラにある インドを代表するタージ・マハルの近くにも
ジャマ―・マスジットがあり 造りがとても似ているのです
でも ここオールドデリーのジャマ―・マスジットはとても大きくて
最大収容人数2万5000人 両脇にそびえ立つミナレット(塔)は
40mもあるのです

イスラム教の休日金曜日には 集団礼拝が行われ
遠くからバスやオートリキシャや歩きでイスラム教徒が集まってきます
私達が行ったのはちょうど金曜日で 沢山の人達が入口前でごった返していました
でもまだ 集団礼拝には少し時間が早かったので
ごった返した人々をかき分け 中に入って行きます
入口には 係りの人がいてそこで入場料を請求され カメラチェックをされて
カメラ持ち込み料を請求され 「靴を脱いで」と言われ 靴預かり料を請求され
言われるままに支払いました 後で考えると払わなくて良い物もあったようです
ガイドのベルマさんはその都度「支払って下さい」と言います
そしてその後 ベルマさんは「ここで待っているので
あなた達で見て来て下さい」と車の中に戻って行きました
仕方ないので私達だけで中に入ると 直ぐに大きな広場になっていて
さすが 2万5000人が祈る場所です
でもまだ 外にいた沢山の人々は中に入っていないので
大きな空間が広がっていました

モスクは赤砂岩と白大理石のコントラストがとても綺麗です
そして ゴミ一つ落ちていません
ミナレット(塔)に登ると オールドデリーの街が見渡せると
事前に聞いていたので登りたかったけれど
ガイドのベルマさんがいなくて良く分からず
先のハヌマン寺院や他のヒンドゥー教寺院とは全く違う
ピリピリと緊張感のある雰囲気と厳格な空気感が
更に不安な気持ちにさせられ ぐるっと廻って直ぐに出て来てしまいました