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2008年インド旅日記(3) アレッピーバックウォーター

次の日。朝から雨が降っていました。
朝食を頂き、ホテルを出発した頃には雨は強くなり、風も出てきてまるで台風のようでした。
今日はアレッピーでバックウォーター(川下り)をするのでお天気がとても心配です。
ガイドのチャマンさんも心配そうでした。コーチンから車に乗り、
2時間程かけてアレッピーに移動します。その車の中、私はウトウト眠ってしまいました。
しばらくして「アレッピーに着いた。」と言われ目を覚ましたら、
雨はすっかりやんでいて、とても良いお天気になっていました。
楽しい川下りができそうです。

川には、大きい船や小さい船がたくさん繋いでありました。
アレッピー港

私達の乗る船は私達2人と、ガイドのチャマンさんとで3人の貸切です。
ベットルームが3つ、その他にキッチンとダイニングルームがあり
想像していたより大きいもので驚きました。
船 船内02 船内01

各ベットルームにはトイレ、シャワーがあり、
寝室にはダブルの大きなベットが置いてありました。
船内03 船内04

船のスタッフは船長さんと、船頭さん、コックさん二人、全員で4人も乗っていました。
インドでは、ハウスボートやハネムーンボートとも言われていて
ハネムーンで使用する事が多いそうです。

贅沢な船ですが、豪華客船と言うものではなく、素朴な、木で作られた船です。
屋根はヤシの葉を編んでできていて、一船一船手作りだそうです。
とても素敵な雰囲気のある船です。

まもなく船は船着場から離れ、船の旅の始まりです。
出港してから すぐにお昼ごはんになりなした。
インゲン豆やチキンなどのカレーが3~4種類と魚のフライとご飯もありました。
ご飯は南インドでは主食として食べられています。
北インドのご飯は長細くて、触感もパサパサしています
(北インドの主食はチャパティかナンです)
ここ南インドのご飯は丸くて、しっとりとしています。
北インドよりはおいしいですが、やっぱりご飯は日本の方が断然おいしいです!

その他に、ご飯と同じで主食として食べられている「パーパル」が出ました。
小麦粉を水で練って丸くし、ココナッツオイルで揚げた、薄い揚げせんべいのような物です。
カレーをつけて食べますが、とてもおいしかったです。
ランチが終わり、籐の椅子に座り川の流れを見ながら、のんびりとすごしました。
籐の椅子

両岸には民家が並び、人々の生活の様子がわかります。
洗濯をしている女性がいました。洗濯機はありません。ほとんどの家が
川で手洗いをしています。石の階段に洗濯物を叩きつけてパーン、パーンと
音をたてて洗っています。
川の風景01 川の風景02

小さなボートで魚を獲る人、獲れたばかりの魚を川で洗いさばく人、
食器を洗うお母さん その横で川遊びをしている子供の姿。
ゆっくりとした生活が私達にも伝わり、日本とは違う時間が流れていきました。

午後3時すぎになりお茶の時間です。
頂いたのは「バランゴリ」と言うお菓子です。日本で言うとバナナの天ぷらでしょうか?
バナナの天ぷら

若いバナナを、ヒヨコ豆の粉を水でといた衣をつけて、ココナッツオイルで揚げたお菓子です。
(南インドは、ココナッツが豊富に採れるので、ココナッツオイルを良く使います)
砂糖は使っていませんが、バナナの程よい甘さでとてもおいしかったです。
それと、「チャイ」と言うスパイスの入ったミルクティーです。
チャイにはお砂糖をたっぷり入れて、甘くして頂きます。
ここのチャイは数種類のスパイスがブレンドされていて、ピリッと刺激がありました。

ティータイムが終わり、またゆっくりと川下りです。
本を読みながら、鳥の鳴き声、子供の笑う声、歌声などを遠くに聞きながら
ゆっくり、のんびりと時間が流れていき、ついウトウトと居眠りをしてしまいました。

すると突然、大きな音が鳴り出して目が覚めました。
ヤシの木にスピーカーが付けられていて、そこからキールタンが流れています。
キールタンとはヒンデュー教の讃美歌で、近くのお寺が夕方のお祈りをしていたのです。
すっかり目が覚めて、キールタンを聞きながら私もお祈りをしました。

真っ赤に染まった空を眺め、ヤシの木林の間に太陽が沈んでいきます。
ヤシの木夕日

日本とは全く違う風景に、自分がインドに居ることが不思議に思えて
でも確かにインドに居る実感がわいてきて、心が静かに癒されていくのがわかりました。
日本に帰りたくない。このままずっとここに居たい。と思いました。

すっかり日が暮れて、辺りは昼間のような人の声はなく
静かに落ち着いていて、時折鳥の鳴き声が聞こえます。
街灯もなく、見える物は対岸の小さな小さな家の明かりと月の光だけです。

夕食の時間です。ランチとメニューは違いますがやっぱりカレーです。
ココナッツカレーや、少しすっぱいカレーと、ジャガイモのカレー、そして
主食はご飯とチャパティーです。
チャパティーとは、小麦粉を水で練って丸く薄くして焼いた物です。
具の無いお好み焼きを薄くした物に近いです。

ビールも飲みました。ビールは200ルピー(600円位)です。
昼間頂いたミルクティーのチャイが5~10ルピー(15円~30円位)なので
ビールはインド人にとっては、とっても贅沢品なのがわかります。

おいしい食事に贅沢なビールも飲み、優雅な食事に大満足でした。
ふと、天井を見上げると…。
なんと、そこには5~6匹のヤモリが貼り付いていました!
蚊も出てきて虫だらけの食事になって来ました。

蚊取り線香をモクモクたきながら、これもまたインドらしいな 
と私はとても楽しめました。

空を見上げると満天の星空。そして気持ち良い風が吹いてきて
とても素敵な夜でした。

その後、ベットルームへ行き休みました。
一日中汗をビッショリかいていたので、お風呂へ入ることにしました。
シャワー室には、固定されたシャワーの蛇口とバケツがひとつ置いてありました。
シャワーの水圧が弱いので、そのバケツに水を溜めて使います。

お湯は出ないので水浴びです。でもこの気温だとその方が気持ちが良かったです。
そして、ベットで今日一日を振り返りながら気持ち良く眠りました。

朝になり、ニワトリの声で目が覚めました。
部屋は何度もユラユラ揺れています。生活用品を運ぶボートが船の近くを通ると
その波でゆっくりと揺れるのです。
心地よい揺れの中で起きだして、バックウォーター二日目が始まりました!!

目覚めたばかりのぼんやりとした感覚の中で、ヤシの木の間から
朝のまだ暑さの弱い日差しと、清々しい風を受けて
ダイニングへ行くと、船長さんや船のスタッフやガイドのチャマンさん達に
明るく挨拶されました。少し寝坊してしまったようです。

しばらくして、テーブルにお皿が並べられました。
朝食の時間です。
メニューは、トーストとジャムにバター。それと卵焼き、フルーツと西洋メニューでした。
(インドは昔、イギリス領だったので朝食は西洋メニューも多いようです。)
船朝食

実は同行者は、今回がインド初めてなので、
カレーにうんざりしていたのでとても喜んでいました。

そんな中、見覚えのない食べ物がのったお皿がひとつ。
黄色いポテトサラダのような物。
でもそれより、もっとパラパラしています。
「これはウプマです」
とガイドのチャマンさんが言いました。

小麦粉とたまねぎを炒めたもので、インドの朝食の定番なんですよ。と続けました。
初めて食べる食感でしたが、とてもおいしく頂きました。
最後にチャイを飲み、ゆったりと朝食を終えました。

川の両岸からは、今日も洗濯をする音が聞こえます。
食器を洗ったり、散歩をしたり、歌を唄ったり。
みんな朝の時間をゆったりすごしているように見えます。
岸に子供が駆け寄ってきました。
こちらに手を振っています。みんな笑顔です。
この子供達は、私達より多分不便な生活をしていると思いますが、
でも毎日が、とても穏やかな生活をしていて、そして心も豊かなんだなと思いました。
こちらも笑顔で手を振りかえしました。

このバックウォーターでは、インドの人々の生活を間近で見られて、
時間の流れをゆっくり感じ、とても癒されました。
船のスタッフや現地の子供達に暖かく接してもらえて、とても楽しかったです。
それも、もう終わりに近づいています。前方に小さく港が見えて来ました。
それがだんだん近づいてきて、船長さんたちが入港の準備に慌しく動いています。

船が岸にロープで繋がれ、到着しました。
船長さんや船のスタッフにお礼を言い、お別れをして、絶対また来るからね。
と心に誓い、後ろの川を一度振り返りありがとうと心でつぶやき 船を下りました。

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ヨガフェスタ2008

9月19日(金)~9月21日(日)まで、横浜で開催されたヨガフェスタ2008に行ってきました!

3日間全部で79種類のいろいろなヨガクラスがあり、その他、座学も12クラスありました。
19日は2クラス続きのインストラクター向けクラスがいくつかありました。

私は、19日は3クラス、20日は5クラス、21日は3クラス受けました。
続きでクラスを取っていたので、お昼を食べる時間もなくソイジョイを口に放り込んで移動しました。
3日間ヨガフェスタに集中して楽しんできました★

アシュタンガヨーガ、パワーヨーガ、シバナンダーヨーガ、クンダリーニヨーガ、等々など…
その中で、赤根彰子先生のヨーガニドラ(ヨーガ睡眠法)はとても興味深かったです!
シャバアーサナの状態で30分、声に従って行う眠らない睡眠法で、究極のリラクゼーションです。
自分では寝ていないつもりでも、ついついウトウトしてしまいました。
難しかったですが、とても気持ち良かったです。

座学も2クラス受けました。
あちこち筋肉痛になりましたが、とても充実した3日間をすごす事ができました。
この経験をめいっぱい!明日からスタジオに生かしたいと思います。

インストラクターコースが始まります

★インストラクターコースが10月12日(日)から始まります!

毎週日曜日、全8回コースで11月30日までです。
インストラクターになりたい方や、ヨガをもっと深めて自己健康管理に役立てたい方!
ヨガを行った事がない方でも、親切・丁寧にご指導いたします。

【コース内容】
●学科 「ヨガ・スートラ」をわかりやすく、ひもといていきます!
     特にインストラクターや、ヨガを深めたい方には八支則は
     重要ですので、わかりやくす解説いたします。
     簡単な解剖学やチャクラについても学習していきます。

●実技 ポーズの解説と一人一人丁寧にご指導いたします。


【修了者には】
●終了証明書発行

●スタジオうさぎのインストラクターとして活躍していただけます。(認定者のみとなります)

●他のヨガスタジオで、インストラクターとして活躍できるスキルが身につきます。(紹介はありません)

●自宅などでご家族や、ご近所の方に向けてヨガ教室を開催できるスキルが身につきます。

詳しくはお電話にてお待ちしております!

                 スタジオうさぎ 0480-42-8686

2008年インド旅日記(2) コーチン

コーチン二日目。
コーチンは港町で、4つの地区に分かれています。
その1つにウィリンドン島という人工の島があります。
そこでは「チャイニーズフィッシングネット」というコーチン独特の漁法があります。
網を海中に沈めて、太い丸太で引き上げる仕掛けです。
チャイニーズフィッシングネット
その日も漁をしていました。
海岸沿いには小屋が何件も並んでいて、獲れた魚を売っていました。
インドは今真夏で、気温も40度近く上がります。
その中で冷蔵庫も氷もなく、バナナの葉の上に魚を並べていました。
魚を買うと向かいの食堂で料理をして食べさせてくれますが、私は遠慮してしまいました。
魚屋さんにカメラを向けたら「魚を買わないと写真は撮らせない」と言われましたが
私が「魚はいらない」と言うと、
魚を買う代わりにボールペンをくれたら写真を撮ってもいいと言われ、
ボールペンと交換に写真を撮らせてもらいました。
インドではボールペンは珍しいのでしょうか?
魚屋

波打ち際には水牛がのんびりくつろでいました。
水牛は早朝の競りの後、その魚を運ぶ仕事をしているそうです。
人々も競りが終わり、仕事をひと段落させたのか集まってのんびりしていました。
とてものどかな雰囲気でした。
水牛

海岸をあとにして、別の地区へ移動しました。
シナゴークという所で、ユダヤ教会があり、
アンティークショップが立ち並ぶ独特な雰囲気のある町でした。
そして、バスコダガマのお墓のある聖フランシス教会もみてきました。
シナゴーク01 シナゴーク02 シナゴーク03 シナゴーク04

お腹がすいてきたので、タージマラバールホテルでランチをとることにしました。
このタージマラバールホテルは、コーチンで1番高級なホテルですが、
ランチだけなら割と手軽に頂けました。
ガイドのチャマンさんと運転手さんも一緒に食べましょう。とすすめましたが、
2人は別のところでランチをとっていました。

このホテルは高台に建っていて、コーチンの港を見渡せます。
メニューは30種類以上もあるバイキングで、そのほとんどがカレーです。
黄色いカレー、赤いカレー、緑色のほうれん草のカレー、
白いココナッツのカレーと味はどれも様々でした。
カレーの他にも、ご飯、チャパティ、パーパル、スイーツやフルーツもあり、
どれもおいしかったです。
タージマラバールホテルランチ

夕方にはカタカリダンスを見に行きました。
カタカリダンス02

この地方独特のダンスで、顔を赤や緑に塗り、目にくまどりを入れたり
そのストーリーにより何種類もメイクの仕方や衣装が違います。
日本の歌舞伎も、このカタカリダンスが元になっていると言われています。
カタカリダンス01 カタカリダンス03

メイクアップをするところから見せてもらいました。
会場は20人程がすわれるよう椅子が並べてありました。
あまり大きくない檀上は、手を伸ばせば出演者にとどくくらいの高さです。

真っ暗の中、太鼓の音と歌声だけが響き、照明とともにメイクをした男性が現れました。
男性は中央に立ち、太鼓の音に合わせて演技をします。
ダンスといっても大きな動きはなく、顔の筋肉や目線や、
指の動きで心の感情を表現するパントマイムでした。
[バガヴァットギーター]の[マハーバラタ]の叙事詩を1人~2人で演技します。
1時間程行っていましたが、動きが地味なので,だんだん飽きてしまいました。
カタカリダンス04 カタカリダンス05

昔は一晩中行っていたと聞きましたので驚きました。
衣装はとても綺麗で素晴らしかったです。
ダンスが終わりホテルに帰り、その日はダンスの余韻が冷めないまま眠りました。